わかちあいプロジェクト

学校でフェアトレード

フェアトレードは、商品の購入を通して私たちを途上国の生産者とつなぎ、学ぶきっかけを与えてくれます。同じ地球の上で、途上国の人々がどのような暮らしをしているのか、私たちの身の回りにある商品がどこで誰によってつくられたのか、様々な問いかけを通して、日本の私たちに何ができるのか考え、学びを深めることができます。あなたの学校でもフェアトレードに取り組んでみませんか?

あなたの学校でできること

フェアトレードに取り組むことは、「学び」と「実践」の両方を行うことができ、授業の枠を超えた体験により、一人ひとりが考え、行動することができます。私たちの身の回りにあふれる商品を見直す機会になります。フェアトレードへの取り組みは、教科書や参考書でも多数取り上げられています。

■フェアトレードを通して勉強できること
フェアトレードは、地理、歴史(世界史)、政治経済、国際関係、貿易、環境、生活科、家庭科、体育、倫理、総合的な学習など、様々な分野と関わりがあります。

例えば・・コーヒーの産地は?生産量世界一の国は?日本の輸入国は?環境を守るための取り組みは?世界の地理や気候、農業生産を学ぶことができます。また、世界の産地の人々の暮らしや民族などについて考えることができます。そして、身の回りのモノがどうやって私たちの手元に届き、値段はどう決まるのか、貿易の仕組みや市場が先進国と途上国にどのような影響を与えるかなど、学ぶことができます。

フェアトレードについて知ったことを、友達や家族、周りの人に紹介することも、大切な取り組みのひとつです。たくさんの人に伝えることで、活動が大きな輪となり、途上国の生産者の生活を変え、笑顔を広げることにつながります。フェアトレードの商品を買ったり、イベントに参加したりしたことをたくさんの人に伝えてみましょう!

学校でのフェアトレード取り組み事例

学校でのフェアトレードの取り組みの一部をご紹介します。最新の事例は活動情報をご覧ください。

■文化祭やイベントでフェアトレード商品を販売しよう

学校祭や文化祭、クリスマスやバレンタインなどの様々なイベントで、フェアトレードの商品を販売してみませんか?わかちあいプロジェクトでは、商品のカタログや資料、写真などを提供し、イベントのサポートをしています。イベントでの販売条件はこちら

青山学院フェアトレードラボ【青山学院大学フェアトレードラボ】

大学の取り組みとして、地域コミュニティや外部機関と連携して活動する演習授業「ラボ」でフェアトレードをテーマとして取り上げている青山学院大学では、毎年の学院祭や、学生主体で開催する「フェアトレードウィーク」で販売会を行い、フェアトレードマカロンをはじめ様々なフェアトレード商品を販売し、学校や地域の方々へフェアトレードを広めています。また、2015年度のフェアトレードラボでは、わかちあいプロジェクトのチームリーダー和崎が講師を務めました。(2014年度の青山祭の様子はブログでご紹介しています。)

■フェアトレード原料を使ったオリジナル商品を開発!

近年、高校では学習を超えた実践の機会を生み出そうと、生徒が主体となった商品企画・販売の取り組みを進めています。フェアトレードの砂糖やはちみつ、紅茶、コーヒー、ココアなど、様々なお菓子や料理に使うことのできる原料を使用して、地元企業と協力した商品開発が進んでいます。もちろん販売やプロモーションも生徒さんの手で行われています。

【山口県立宇部高等学校】

ubeHS05山口県立宇部高等学校では、文部科学省のスーパーグローバルハイスクール(SGH)事業の指定を受けて、フェアトレードの研究に取り組み、フェアトレードの紅茶を使ったクッキーを開発・販売しました。学生が主体となって地元の菓子店や福祉施設の協力を得て、レシピやパッケージを考え、学園祭で販売したほか、店舗での定期販売に結びつけました。

【高知商業高等学校】

高知商業高校では、フェアトレードをもっと地域の人々に知ってもらおうと、社会マネジメント課国際コースの生徒が毎年、地元企業と共同でフェアトレード製品の開発・販売を行っています。2016年には高知の特産品ゆずとフェアトレードのはちみつを合わせて、「ゆずハニーずシャーベット」を商品開発しました。地元のアイス屋さんに製造を依頼し、文化祭で販売しました。2018年には、地元のお菓子屋さんをパートナー企業とし、フェアトレード砂糖とはちみつに高知県仁井田米の米粉を使用した米粉マドレーヌを開発し、フェアトレード認証(FLO)取得までを行いました。

■フェアトレードのボールでスポーツ大会を開催!

フェアトレードのサッカーボールやフットサルボールを使って、地域のみんなが参加できるスポーツ大会を開催してみませんか?すでにクラブやチームを持っている方は、普段使っているボールをフェアトレードに変えてみるだけで、世界との距離がぐっと縮まるかも?!わかちあいプロジェクトでは、サッカーボールやフットサルボールのほか、バレーボール、ラグビーボール、バスケットボールの各種スポーツボールを取り扱っています。

【同志社大学フェアトレード推進サークルTicarette】

フェアトレードフットサル大会

大学のサークルが主催になり、フェアトレードボールを使用した「フェアトレード・フットサル大会」を開催しました。フットサルが好きで集まった人たちに、ボールを通してフェアトレードに触れるきっかけを提供するという目的のもと、毎年開催されています。イベントでは、同志社大学をはじめ、近隣の学校の学生さんのほか、社会人フットサルチームも参加して、スポーツで楽しく汗を流しながらフェアトレードについて学びました。フェアトレードについて参加者の方々へ紹介したほか、リフティングをしながらフェアトレードに関するクイズに答えるというゲームも行われたそうです。

■フェアトレードの材料を使ってクッキングに挑戦!

フェアトレードの原材料を使って、オリジナルの商品づくりにチャレンジしませんか?砂糖やドライフルーツ、ナッツ、ジャムなど、お菓子づくりにぴったりな商品を取り揃えています。地域の特産品と合わせてグローカルなオリジナルお菓子を作って販売してみましょう!

大宮光陵高校文化祭【埼玉県立大宮光陵高等学校】

9月に開催された文化祭で、生徒さんがフェアトレード材料を使用したクッキーを作り、販売してくれました!マラウイ産白砂糖とウガンダ産バニラエクストラクトを使ったクッキーで、ガーナ産カカオ使用ココアパウダーを入れたココア味、スリランカ産アールグレイティーを入れた紅茶味も作ってくれました。ご来場の方にも好評で、自分たちが思ったより手に取って買ってくださる方が多かったと、生徒さんは驚いていたそうです。(イベントの様子はブログでご紹介しています。)

■学校の売店や自動販売機にフェアトレードを

お店の方や先生と協力して、フェアトレードを学校で購入できるように働きかけてみませんか?

【立命館アジア太平洋大学(APU)】

世界各地からの留学生と日本人学生が半数ずつ在籍する国際性豊かな学校では、「APUフェアトレードサークル Ones’1 Fair Trade」の皆さんの活動により、大学内の売店(大学生協)で2013年5月よりフェアトレード商品の取り扱いが開始しました。たくさんのフェアトレード商品が棚に並び、学生さんお手製のポップで商品やフェアトレードについて説明されています。

【国際基督教大学(ICU)】

2014年9月から大学内の売店(三省堂書店ICU売店)にてフェアトレード商品の販売が行われています。
自分たちの大学でもフェアトレードを!との学生さんの思いに応えて実現しました。取扱開始に先立って実施された試食会にはたくさんの学生さんが集まってくれ、販売が始まった今では、品切れになる商品も多いということです。

問い合わせ先
TEL: 03-3634-7809
EMAIL: order@wakachiai.com
HPからは、こちらよりお問合せください

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