途上国の人々の自立を支える
開発途上国に対して長年続けられている大口の経済援助。それにもかかわらず、依然として南北の経済格差が縮まらないのはなぜなのでしょうか?
貧困地域の人々の真の自立に必要とされているものはいったい何なのでしょうか?
貧しい人々が、貧しい環境から立ち上がって自立していくためには、自らの力で考えて生きていくすべを身につけることがとても大切です。
一方的な資金援助ではなく、地域の人たちが自ら生活を支えていくための技術や知識を得る手助けをすることで、その人たちの真の自立を応援することにつながっていくのです。
わかちあいプロジェクトの自立支援
わかちあいプロジェクトは、衣類や食料など生活に必要な物資の支援にはじまり、長期的な視点から教育、文化活動、スポーツなどへも支援を行っています。
ミャンマー教育支援
支援期間:2008~現在
支援先: ミャンマー・カヤー州都ロイコー
わかちあいプロジェクトでは、学校法人アジア学院(栃木県)の元研修生、ナウ リー ミャーさんの「ミャンマー山岳民のために学生寮を作りたい!」という夢の実現に協力しています。 現在は、2つの学生寮と児童養護施設の運営をサポートしています。
南スーダンこども支援
支援期間: 2012~現在
支援先 :南スーダン北部Turaleiほか
かつてわかちあいプロジェクトが支援したケニアのカクマ難民キャンプの元難民2名が現在、故郷・南スーダンの子供たちを救う活動を行っており、わかちあいプロジェクトはその活動の支援をしています。
ミャンマーコーヒープロジェクト
支援期間:2008~2018
支援先: ミャンマー・カヤー州ドウビャクドーサ村・ヤイブラ村
ミャンマーカヤー州において、森林農法、有機農法によりコーヒーを栽培することで、コーヒーの品質向上と生産者の収入源を確保し、焼き畑など森林破壊をせず、共存=持続可能なコミュニティを構築することを目的に、コーヒープロジェクトに取り組みました。