11月6日(木)、ホテルオークラ東京にて開催された、在日エクアドル大使館の公式イベントにお招きいただき、参加してきました!
駐日エクアドル大使やエクアドルの貿易大臣などが出席され、エクアドルの経済や、日本からの投資・貿易などについての講演が行われました。
さて、皆さまはエクアドルという国、ご存じでしょうか?
南アメリカの西部、雄大な自然と豊富な資源を有する国です。
“アマゾン流域のロッジで朝食を食べ、アンデスの山地でお昼、そして太平洋沿いの海岸で夕日を見る”なんて、ラテンアメリカを1日で体感できる素敵な国だそうです。私も行ってみたいな‥
わかちあいプロジェクトでは、現在、エクアドル産のハーブティとバナナを取り扱っています。
今回のイベントでは、セミナーの後のレセプションで、ハーブティ3種をご紹介させていただきました。
会場の都合で残念ながら試飲は提供できませんでしたが、このお茶、結構香りが強いんです。ハーブの香りにひかれてか、可愛いパッケージを見てか、多くの方が興味を示してくれ、アンデスの山々に住む先住民の女性たちが作った製品をご紹介することができました
エクアドルという国は、近年、政府による経済成長のための産業構造改革により、著しく発展しています。道路や空港、発電などのインフラ開発が進み、外国企業や貿易のための環境が整いつつあります。観光振興も盛んで、”ALL YOU NEED IS ECUADOR“をテーマに、政府による積極的な観光キャンペーンも行われているそうです。
開発に伴い、ここ10年で貧困率が大きく減少しているそうですが、これまで所得格差や、土地をめぐる闘争、先住民の権利などの問題もありました。
エクアドルは国土の約3分の1が山岳地帯ということもあり、開発が進む沿岸地域に比べ、小規模農家が多く暮らす山岳地域の人々は、貧困や差別に置かれる状況にあったのです。
そのような中、わかちあいのハーブティの生産者団体「Jambi Kiwa」は、アンデス地方で貧困や差別に苦しみながらも、それらに立ち向かおうとする先住民の女性から生まれました。
地域コミュニティのリーダーだったローサ(Rosa Guaman)は、昔からこの地にあった“薬草”の価値を掘り出し、集めるようになりました。1997年のことです。そして、地域の自然とともにいながらも、貧困という状況から抜け出すため、現地の女性たちが集まり、2001年にJambi Kiwaが結成されました。薬草やハーブティなどの生産を軸に、古来の自然や先住民の暮らしを守る彼女らの活動は、エクアドルのビジネスモデルとなるとともに、先住民の権利を求める国レベルの運動にも広がったそうです。
現在では、Janbi Kiwa には38のコミュニティから600人の生産者が加盟し、メンバーの80%を女性が占めています。
フェアトレードにより得られる奨励金(フェアトレード・プレミアム)は、生産に必要な設備の導入や生産技術向上のための研修、シャンプーや石鹸などのハーブを使った新たな商品開発などのほか、アグロフォレストリや省エネ暖房の導入などの環境に配慮した取り組みなどに用いられ、地域の発展につながっています。
エクアドルのことを少し分かっていただけたでしょうか?
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さて、先月入職したばかりの私、この機会に、エクアドル産ハーブティに含まれているハーブの種類や効能を勉強してみました!
今後のブログにてお送りしますので、ぜひお楽しみに
スタッフとしまがお送りしました。
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