Bean to Barが広がり、自分でカカオ豆からチョコレート作りに挑戦される方が増えてきました。それに伴いカカオ豆の需要も増え、カカオ本来の味を楽しむことができるシングルビーン(またはシングルオリジン)チョコレートが広がっています。

通常、チョコレートはコーヒーのようにいろんな産地のカカオ豆をブレンドして作られていることが多いのですが、それに対してシングルビーンチョコレートは単一の産地のカカオのみを使用するので、カカオの香りや酸味など自分にあったものを見つけることができます。

わかちあいプロジェクトではパプアニューギニア、インド、ドミニカに続いて4カ国目、南米のエクアドル産のフェアトレードカカオ豆を2017年から販売しています。

カカオの生産量世界第7位、日本への輸入量ではガーナ、ベネズエラに続いて3番目に多い国エクアドルでは、主にファラステロ種が生産されていていますが、今回輸入したカカオ豆はクリオロ種で、カカオの品種の中で最も品質の高いものとされています。病気への耐性が低いため栽培が難しく、現在の流通量は全体の5%未満といわれている希少なカカオ豆です。

エクアドル産カカオ生豆

このカカオ豆の生産者UNOCACE(The Union de Organizaciones Campesinas Cacaoteras del Ecuador )は、安定した高品質のエクアドル産カカオ豆を輸出・販売することを目的に1999年2月に発足しました。18の組合から構成され、加入しているメンバーは2000人以上にのぼります。
9000ヘクタール以上もの広大な畑を所有し、全てオーガニック(※EU)とフェアトレードの認証を受けて栽培しています。UNOCACEは、「オーガニックでフェア」な栽培にこだわることについて、市場の需要に応じるためだけでなく、自分たちの暮らす地域に広がる大農場や環境を保護する方法として、必要なものだと捉えています。

 

エクアドル産フェアトレードカカオ生豆は
わかちあいプロジェクトのオンラインショップ「FairSelect」にてご注文頂けます。

▼エクアドル産フェアトレードカカオ生豆のご注文はこちらから▼

http://www.fairselect.jp/?pid=111818452