熊本地震により被災された方々、ご家族さま、ならびにご関係者の皆さまに、
心より深くお見舞い申し上げます
2016年4月14日から連続して熊本を襲った地震による被害を受けて、わかちあいプロジェクトでは代表の松木が所属する日本ルーテル教会のネットワークにより、熊本の人々と連絡を密にしてきました。
4月21日(木)から代表の松木と支援担当スタッフの中島が熊本県益城町に現地入りし、地震による影響を確認し、関係者と支援活動について話し合いを行いました。
益城町のひどい倒壊の様子です。
益城町の児童養護施設「広安愛児園」は、指定避難場所となっており、入所者と近隣住民およそ200名が避難しています。わかちあいプロジェクトは、この避難場所で、被災者の方々、施設の責任者、役場の担当者に話を聞きました。
広安愛児園のある地域は、家屋の倒壊はあまり目につきませんが、被災者の方に伺うと、家の中が「ぐちゃぐちゃ」になり、さらに余震が続いていることから怖くて家で寝ることができず、被災しているそうです。また、この地域の被災者には高齢者が多く、帰りたくても自分で自宅に戻れない方々が多くいます。写真だけでは伝わりにくい被害がたくさん、たくさんあります。インフラは徐々に回復していますが、近隣の約100名が炊き出しや避難物資の入手のため、毎日広安愛児園を訪れています。
広安愛児園では、ボランティアで炊き出しをする団体が徐々に増えています。役場の職員も派遣され、支援にあたっています。しかし、ここに来る被災者の全員に毎日3食が約束されているわけではなく、炊き出しボランティアのいる日、ない日、とまちまちのようです。また、ボランティアの申し出も当日になって決まることもあり、スケジュールを立てることが難しいそうです。
こういった状況を踏まえ、わかちあいプロジェクトは、関係諸団体と連携を図りながら、広安愛児園で炊き出しによる食事の提供が継続的に実施されるよう、支援を行うことを決定しました。
今後、避難生活の長期化が予想される中で、安定的に被災者へ食べ物を提供することは最優先の課題であり、その役割を担う団体が強く求められているということです。
わかちあいプロジェクトでは、2016年4月から7月までを第1期支援期間として、広安愛児園で炊き出しを行うため、食材の購入、調理道具の設置、安全に調理するためのプレハブの設置、専任スタッフの配置などを行っていきます。このために目標支援額を2000万円と定めました。また、その間の状況の変化に応じて求められる支援活動を継続的に実施していきます。
この活動の実施のために、皆さまへ緊急支援募金のご協力をいただきたく、深くお願い申し上げます。
>>熊本地震緊急支援についての公式発表はこちらをご覧ください。
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