ヨーロッパの主要なフェアトレード団体GEPAのチョコレートです。
●ダークチョコレート 原材料:ココアバター、ココアマス、砂糖
フェアトレー成分比率:100%
●フレーク入りチョコレート 原材料:ココアバター、ココアマス、砂糖、ミルクパウダー、小麦フレーク、バニラ
フェアトレー成分比率:69%
●ミルクチョコレート 原材料:ココアバター、ココアマス、砂糖、ミルクパウダー、バニラ
フェアトレー成分比率:74%
●ホワイトチョコレート原材料:ココアバター、ココアマス、砂糖、ミルクパウダー、バニラ
フェアトレー成分比率:66%
原産国:ドイツ
輸入者:わかちあいプロジェクト
生産者: ①FLOID 1471 El Ceibo Ltda, Central de Cooperativas ボリビア
②ID 6393 COOPERATIVA DE PRODUCTORES AGROPECUARIOS ドミニカ
③ID 2873 Cooperativa Agraria Industrial Naranjillo Ltda ペルー
砂糖生産者:④FLOID 1480 Cooperativa Produccion Agroindustrial Manduvira Ltda パラグアイ
⑤ID 1482 ATFI (Alter Trade Foundation Inc) フィリピン
有機認証(ドイツ語pdf)
チョコレートに関するフェアトレード基準100gのチョコレートに換算するとカカオ60%、砂糖40%のオーガニックチョコレートの原材料は、約20円ということになります。輸送費、チョコレート製造費、販売費、流通費などが、大半を占めています。フェアトレードをうたうためには、原材料以外のの費用を下げて、もっと安いチョコレートを提供することが肝心です。しかし、日本では、カカオ豆の輸入から手がけるフェアトレード製造メーカーがないために、いまのところヨーロッパ、北米から製品を輸入しています。(チョコレートは、カカオ豆を、コーヒーと同じように焙煎して、細かく粉砕して、さらに細かく細かくねって作るそうです。それができる技術(機械)あれば、カカオ豆は1トン、2トンと少量でも購入できます。どなたかできる人を教えてくだされば、日本でも作れます)。 しかし、カカオ生産者の立場でいいますと、通常、カカオも砂糖もコンテナ単位で販売しますのでフェアトレードは大変重要です。1コンテナは、15トンから20トンです。いま値段が下がっています砂糖の場合、20トンで4000ドルに過ぎません。フェアトレードの有機の場合は7700ドルですから、48万円と92万円と大変な違いです。 カカオについても同じことが言えます。現在は価格が比較的高くなっていますが、オーガニックのカカオ20トンは39,000ドル、約468万ですが、基準のトンあたり、1600ドルから1400ドルに下がるだけで、約50万円の違いです。また、1コンテナ分の奨励金は、36万円は地域の発展のために重要な役割を果たしています。 1.カカオの基準最低買い入れ価格:現地港渡し価格:1トン当たり、1600ドル(1キロ当たり、約195円) -有機栽培の場合は200ドル上乗せ、1トン当たり、1800ドル(1キロ当たり、約215円) -フェアトレードの奨励金:1トン当たり、150ドル -合計:フェアトレード価格:1トン当たり、1750ドル(1キロ当たり、約210円) -オーガニック(有機栽培)の場合は、1トン当たり、1950ドル(1キロ当たり、約235円) 2.砂糖の基準砂糖に最低買い入れ価格の基準はありません。1トン当たり、60ドル(有機+20ドル)の奨励金を支払い、生産者の自立と生活向上に貢献いたします。砂糖は通常、コンテナ単位で購入いたします。20フィートコンテナで、21.5 tトン運びます。1コンテナの奨励金は、1,290ドル(有機+430ドル)=1,720ドル 現在の市場価格は、620ドル~690ドル/トンですから、10%以上のプレミアム(奨励金)の支払いです(2009年4月) 以下は、2007年時点おフェアトレード基準 – 480 US$/MT for raw sugar 2007年4月の国際価格は、200ドル FLOのフェアトレード基準についてはこちら |
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